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ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ@シンガポール

2020/08/16リライト

 シンガポールでは、もちろんこの人気のガーデンへ行ってきました。いろんな雑誌や本、メディアに掲載されてとても人気のスポットですよね。
 それを、今回も僕の視点で進めていきたいと思います、ランドスケープデザインオタク視点だよ!

 では、早速、

イギリスの影響をうけているのではないか

 シンガポールも歴史を紐解けば、イギリスの統治下にあったことがあり、その影響からか植物への愛情を街全体から感じます。ほかのオーストラリア、ニュージーランドにしても環境整備のパークというよりももっと自然に深く突っ込んだボタニカル的な愛情を感じますし、シンガポールは国際的なガーデンデザインコンペも開催されています。

 こちらの施設もガーデンという名前をつけるあたりからも見受けられ、イギリス以外の文化の影響が濃ければガーデンよりもパークの文化が強いかとおもいます。シンガポールは紅茶も有名ですもんね。

 こちらの公園は基本的には、オサレな部分が有名ですが、すんごくボタニカルガーデンです。水生植物、水生昆虫、シダの一生など、ところどころに解説がちゃんとついていて理科の勉強になりますし。なぜこの施設が自然環境としても必然性を醸しています。

トンボがモティーフである

 地球環境の循環型のモティーフ的(トンボは一生のうちに水と陸とと空で生活をする)にも、また中華系のドラゴンの象徴的なものも組み合わせられたのでしょう。トンボ(Dragon fly)が、モティーフになっています。いま公開している部分ガーデンを上から見ても、二つのハウスがトンボの複眼を表しているようなデザインになっています。向かっている方向は北東を綺麗にさしてします、何か風水的な思想が色濃くデザインに影響しているのでしょう。
北東といえば、鬼門にあたりますよね。

トンボのアート

ニシキゴイ

 池にも、もちろんニシキゴイが沢山います。こちらも縁起よいニシキゴイで繁栄などを願っているのでしょう。

ニシキゴイ

やっぱりスーパーツリー

 スーパーツリーは、良いですね。これだけ大きい建造物を作るにあたって、この空間の間の取り方がとても美しく感じました。スーパーツリーの群落は中心部以外にも、ほか場所にもあって、全体的に上を見上げると視界に入るような構図になっていました。この構成も良くて、どこに行けば良いのかガーデン全体の目標になっています。

紫の使い方がうまい

 全体をとおしてですが、イメージカラーが赤紫からブルーにかけての色が多く使われていて、ガーデンに使っている植物も深い紫色の葉のものを選んでいたりと、ニクいカラーリングをされています。
こんな素敵なことをされてしまっては、人気にならざるを得ませんよね。

まだまだ造成中

 表示されている看板からもわかるように、いまみんながこぞって行っている部分は Bay Southというエリアで。これからも敷地が広がっていくようなので、どのようなガーデンになって、どのようなテーマが潜んでいるのかが楽しみでなりません。またまたシンガポールに行きたい理由増えてしまいました。

スケボーは、乗っちゃダメ

 全世界的にあたりまえといえば、あたりまえなんですがガーデン内はスケボー禁止です。
シンガポール全体はスケボーの街乗りがOKの街のようですが、このガーデンは乗っちゃいけません。小さく「乗り物はダメ」の看板がついていました。それに気がつかずにペニーで移動していたら。

警備員さん’No skating !’

僕‘Oh sorry’

なんてことになってしまいました。でも、スケボー自体が白い目の街ではありませんでした。警備員さんも優しかったです。みんな気をつけてね(^^)ちなみに、マリーナ・ベイ・サンズのデパートメント前の公園はペニーがとっても気持ちが良かったです。

ちゃんとした人の記事

こちらの記事は大学の先生がランドスケープ的に、どのようにシンガポールの都市計画が行われているのかをきちんと解説した記事がありました。
こちらも合わせてご覧になると、理解が深まるかとおもいます。

www.advertimes.com

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