こんにちは、いつもご愛読いただきましてありがとうございます。
目次
イントロ
情報が少ない問題
この2021年の冬にクロスカントリースキーをはじめました、けれども情報がちゃんと拾えなくて失敗してしまったこともあります。人に聞けばいいのですが、コロナ禍であり全てをインターネットの情報を頼りにしました。
本もない問題
また、日本でのクロスカントリースキー人口が圧倒的に少ないこともあるのか書籍も全くもって新しく出版されていない模様なので僕の経験からこのブログにしようかと思いました。
ご参考にしていただけましたら嬉しいです。
安くて買ったゼロスキー
2020/21シーズンに僕はクロスカントリースキーを始めようと思い立ち、インターネットでいろんな記事を参考にしてスキーを買いました。予算は4万円以内でどうにかすること。
もちろん楽天などで探しても良いものがいっぱいあるのですが、僕の好みであったり僕の身長173cm、体重92kg、足28cmに対応しているスキーになると在庫がないことがあり、結局はフィンランドのアウトドアストアで個人輸入の形で買うことになりました。
板自体は日本円で型落ちの16/17シーズンモデルのバーゲンを見つけて、8000円で購入できました。他、ブーツとビンディングで35,000円程度で購入することができました。ブーツとビンディングは不安もあるので最新のものにしました。
購入したお店(日本語、英語訳あり):https://varuste.net/ja/
安かったけどゼロスキーだった件
8000円という98,000円の板が大幅にバーゲンになっていてビックリしたし、良いものであることは確かと思い、その板にしたのですがゼロスキーというものでした。
ゼロスキーとは
ゼロスキーとは、外気温が0℃あたりで効果を発揮するスキーです。
効果を発揮するというのは滑走面のことで、春先の水分の多いザラメ雪などに対応した滑走面になっています。日本では東北や北陸地方で使う機会が多いスキー板のことになるそうです。なので春用に用意するためのスキーといってもいいかと思います。
クロスカントリースキーの本場の北欧では、多くの雪が北海道と同様の寒い地域の雪質のようです。なので世界的にも珍しい気候帯や春も楽しみたい、または春の大会で勝ちたい人向けに作られているそうです。
ルービング加工
ゼロスキーの特徴としてあるのが、ルービング加工というものです。本来であればスキンが貼ってあったり、ウロコが刻まれていたり、またわキックワックスを塗る滑走面のグリップゾーンが毛羽立ちの加工がされています。
ルービング加工があるから、グリップワックスの効かない水分の多い雪質で効果があるそうです。
ルービング加工に雪がつく問題
でもそのルービング加工の面が外気温−5℃付近の新雪に対して弱いことがありました。そのルービング加工の面に雪が団子のようにつく問題です。
こうなると一向にスキーが進まなくなりました。雪を何度もとっても付いてしまいます。逆に気温がとても低く片栗粉のような寒い雪であれば着くことはなかったのですが、暖かくなってきた頃にこんな風になりました。
ルービング加工用、ゼロスキー用のワックス
そこで知ったのが、このゼロスキー用のワックスでした。
一度サンドペーパー(#80、#100)で毛羽立ちをさせてからスプレーを行います。これによって、上の画像にあったような雪の団子が解消されます。本当になりました。
ただし、この動画に出てくるワックスが異様に高いです。1万円超えます。
SWIX(スウィックス) EASY NORDIC ワックス ゼロスプレー50ml ゼロスキー、ルービングテクニック用 N2C
なので、こちらを使っています。こちらは定価が5,200円になっていますが販売価格は3900円なので、事実上半額以下です。
参考にした記事
商品のページ
ゼロスキーは春以外はどうなのか
僕の初心者としてのレジャーや楽しむスキー、フィットネスとしての感想になりますが、真冬は全然問題なく滑ることができました。僕の住む地域が北海道の十勝地方なので−10℃以下のとても寒い環境のでの使用です。
先ほどの問題もあったように、−5℃よりも暖かくなってきて雪が積もったばかりの新雪の場合に問題が多く起きました。
でもルービングワックスを手に入れてからは、全くその問題が起きなくなりました。
初心者にはこわいスピードが出るかも
春用がメインの滑走であってもレジャーやフィットネスとしての使用であれば全然問題ありません。
またとても良い材質の滑走面なので、初心者には早く滑ってしまう印象があります。実際に僕は、このスキーでの下りがスピード感ありすぎて怖いことが多々あります。キックゾーン以外のワックスはオールラウンドのホットワックスを2度塗り程度です。
さいごに、ゼロスキーを買って後悔はしていません
「失敗はしたな」とおもいますが、後悔はしていません。
なんせ初心者のなんでも楽しい時期ですし、本当に滑走面の出来が良くて先日レッスンを受けた際に「その板滑るねぇ」とベテランの方から教えていただくことができました。
ベテランの方がおっしゃるのだから本当なのですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
では、したっけ!