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中国上海へ行ってきました

こんにちは、いつもありがとうございます。
新年初のお仕事は上海で、講演を行う仕事でした。
2020年、令和2年の幸先の良いスタートに感じています。

出発の日のツイッター

上海のスピーチの内容は、普段のお庭のお仕事とチェルシーフラワーショー2019「漢方の庭」についての内容でした。

今回およびいただいた上海のイベントは、2020 Garden Ceremony The 5th China garden industry summit というものです。上海で行われていましたが北京や杭州からたくさんのガーデンデザイナーや施工される方が来ていました。中国はとてもランドスケープもそうですがガーデンの需要もたくさんあるようで1000名ほどのデザイナーが集まっていたそうです。国土と人口の差に大きく衝撃を受けました。

会場はこんな感じ、このような規模のイベントで来賓扱いは緊張です

発表されるデザインの中でも、中国と日本庭園のミックスされたようなデザインも多く感じました。近年、日本からも多くの植木やデザインが輸出されています。

かなり前に読んだ本で、インドで数学の天才が多いのは人口の多さからも確率論的に当然とのこと。中国もあの人口を見るとガーデンデザインやランドスケープデザインの中心になるような人物が出てきているのではないかと感じます。

僕が知らないだけで、もうすでにいらっしゃるかもしれません。

まだ中国では、デザイナーと施工者が別れていなくて、設計施工を行う会社が多いそうです。

写真を撮った資料は著作権などの関係があり掲載を避けますが、豪華絢爛なデザインからクールでモダンなものもあって、素晴らしいデザインが多くありました。

もちろん、このカンファレンスで受賞された人の画像がスクリーンで映し出されるので良い作品ばかり目にすることができます。

僕のスピーチでは、僕たちの庭のデザインの一貫したコンセプトのお話しはとても好評をいただいたと思います。同じアジアの考えや伝統を使っての技法なので、通じ合える部分があるのかもしれません今回は、アジアの中の熱い部分を目の当たりにして。僕も大変勉強になりました。

会場では、昨年一緒のカテゴリーにいたジョー・パーキンスさんもいてチェルシーフラワーショーでの再開を約束しました。

右からリチャード・マイヤーズさん、ジョー・パーキンスさん

言葉はほとんど通じていないのだけれども、僕個人的には友情を感じています。新しくベテランのリチャード・マイヤーズさんとも仲良くしていただけました(^^)

また、普段はお会いすることのできない、日本の有名なデザイナーさんともお話しをさせていただきました。僕が卒業した京都造形芸術大学の講師をされている株式会社M&N環境計画研究所 大橋鎬志先生にお会いすすことができました、僕がデザインの仕事を増やしていきたいと思っていて、先生の授業でいただけたお言葉を胸に、邁進したのです。今回それを直接お伝えすることができてうれしく思います。

ありがとうございます。一緒に写真を撮影されることが多かったのですが、僕のカメラでは一緒にお写真が撮れませんでした。

京都の名匠である植芳園井上剛宏先生。井上先生には今回はじめてお会いすることができました、作品集も勉強したことがある先生です。とてもありがたい励ましのお言葉をいただきました。

上海で植芳園井上剛宏先生と

ありがとうございます。

ということで、無事に上海での講演を終えて帰ってきました。はじめての中国でした。とても緊張もしましたしいろんな文化がありますが、おそらく根本としては緑が好き、居心地の良い場所を考えるとか。グローバルに共通する想いが仕事にあるのだと感じました。

このような機会をいただきましたこと誠にありがとうございます。

したっけ!

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