ロボット化の恩恵と失うもの

こんにちは、いつもありがとうございます。

昨日お昼ご飯に現場近くの回転寿司にいったのですが、これがびっくりなんですね。回転寿司はもう回転していなく、レールの上に注文した皿が自分のテーブルで止まって渡されるシステムなんですね。スーパーのセルフレジなんかも見かけるようになってきましたが回転寿司になかなか普段行かないので知りませんでした。

I discover #Japan. Is this the #Sushi train ? #japanesefood #kaitensushi

ここ最近では、人手がいなくて営業をできなくなる企業が多いそうですね、飲食の現場でも人手不足の解消にこのようなシステムが導入されているのでしょう。表向きは、、、。「表向きは」と書くのは、経営者の視点から見れば人件費をかけるよりも設備投資をした方が内部留保を削ったり、金融機関から融資が受け易かったり、企業の規模にもよりますが助成を受けられたりできます。同じような金額をかけるのであれば設備投資といった側面もチラリとしているような気がしています。

お庭の現場では、自動化やロボット化、機械化は遅れた場所なんですが、その機械化などによって「失われた技術」が存在しています。機械化技術推進派の人から言えば、失われるのは当然のことかもしれません。

例えばブロワーという風を起こす道具が導入されてから箒で掃除するのが下手な人が増えました。箒の場合は例えば、細かい砂利の中の小さな枯葉を、枯葉を選んでキレイに取り出す技術を持っている人がいたのですが、最近はその技術を持った人が少なくなりましたね。

ただそれだけの技術で1日当たり5万円を稼ぐ人もいたのですが、1日辺り2万円でよくて機械をもった人の勝ちになっているような気がしてなりません。それってお求めやすくなった反面、技術も失われているものですね。その二極化によって、手に職をもった技師は売れっ子になっていき、お求め安さを進めた方は、価格競争に負ける人も多くなっているような気がしています。実際に検証しているわけではなく私の肌感覚なので、事実はどこにあるのかわかりません。

私の考えとしては、人件費に多く支払える企業の方を目指したいので、少し懐疑的なロボット化となっています。寿司店の場合はネタの高騰などの影響もあって、そうせざるを得ない部分が大きくあるのでしょうが、なんだかあまりにも自動化されると「チケットを買ったら定食が出てくる」みたいなことになり兼ねないのかな。なんて思います。ピザの自販機も話題になりましたよね。いけ好かない店主だけど、味だけは美味いラーメン店などが少なくなるのが人とのコミュニケーションの味わいを衰退させては寂しいな、なんて思うわけなんです。

今回の寿司は、端末で注文して寿司が到着するので。人にご飯を作ってもらった感覚が一切ありませんでした。

日本を訪れた外国人には、サイバー都市ジャパン、攻殻機動隊的に見えて面白いかもしれません。

顔が見える商売を、残していきたいものですね。

では、また。

したっけ!

コメントを残す