悪魔とのおしゃべり

前略

先日、本を読みました。さとうみつろう著『悪魔とのおしゃべり』サンマーク出版、2017、です。

ふらっと寄った本屋さんにひときわ目立つ真っ黒の本で、ついつい目立っていて手にとってしまいまいした。最近、なんかふわっと簡単に読める本が読みたくなっていたのでとてもお手ごろに読みやすい本でした。

簡単に言うと本に出てくる悪魔が「正しいを疑え」ってことをずーーーーっと書いてある本なのですが。なんだか腑に落ちる部分がありました。

常識なんて曖昧ですしね。

でも、少しスピリチュアルな説明や表現が混じっているので。ダメな方はダメかもしれません。

最近のぶっ飛んだ科学的な文献と、スピリチュアル、また哲学的なこと、宗教的なことをごちゃ混ぜにして著者の言いたいことを書いてあるので。トンチンカンになってくるかもしれません。でも、これが現実なのかもしれません。

どちらかに一方に尖るのも一芸として達していて素晴らしく思いますが、全ての事柄が繋がっていることを感じると、また違うのでしょう。

あ、そっか。てっぺんまで行ったら全てが地続きなのが見渡せるのか。

まれにですが、僕自身も思考回路が系列的ではなくてネットでもなくて立体的と言われることがあります。あまりそれを気にして考えるようにしていないのですが。時に質問されて、答えたことが、ある人にはトンチンカンな返答に聞こえくるらしいのです。

立体的と言っても「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいなことを言っているだけなんですがね、またひねって遊んでいても気がついてもらえません。

だから、このブログも読む人によっては、何言っているのかわからない部分もあるかもしれませんね。

まぁ、人として。嫌なことや人がいても、全てが繋がった事象だと達観できるには、まだ少し足りないかもしれませんが。そう思ったと「勘違い」をしていれば、いずれなれるのかもしれません。「勘違い」ってのもこの本の後半のキーワードになっていました。

本って、読む人にとって全然読み方が違うので、あなたが読んだらまた違う感想ですよね。
楽しみです。

余談ですが、本の読み方をワークショップしている講座に参加したことがあるのですが、先生の用意した本と、僕の用意した本がたまたま一緒で先生のピックアップした引用と、僕のピックアップした引用が全く違っていたんですよね。

それで先生の用意した引用は、本に出てく数字やデータで、僕のピックアップした場所はそんなとこ拾っていなくて嫌われました。「なんで、そこなんですか?」って先生が聞くもんだから「著者の言いたいことが書いてある場所を拾いました」って答えたんですよ「先生のはただのデータですよね」って。

はい、受験や、就職に必要な勉強は先生のようにすべきなのですが、「この人は何が言いたいのか」を問うように読むと違ってきますよね。

だから、僕は試験や受験が苦手な部分があるのですが、でも言いたいことを理解するって、大人になってから必要ですよね。だからこの本に出てくるようなルールって何?って態度もこれからは必要なんじゃないかなって思います。

って感じで締めます。

では、また。

したっけ!

草々

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