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トチノキのトチノミが落ちていた

こんにちは、いつもありがとうございます。ガーデンやランドスケープデザインをしている柏倉一統です。会社の近所に緑地帯があるのですが、そこのトチノキのトチノミが落ちていました。

秋を感じるトチノミ

僕が幼い頃に北海道に来てはじめていっぱい見た気がトチノキでした。当時、(今でも有ります)小学校の前の街路樹がトチノキであったからです。帯広市ってトチノキの街路樹が多いんですよね。最近の開発されているところはヤマモミジが多いような気がします。ヤマモミジであれば紅葉もするし成長も遅い、葉っぱも比較的小さいなんてことから選定の対象になっているのかと思います。トチノキってね葉っぱが大きくて、実もたくさん落ち、ヤニも多め、ってことから最近では植えないのでしょう。

でも、僕の心には幼い頃の記憶ってものがあって歩道の道端にトチノミが落ちていたら秋の始まりを感じてしまうのです。

「育ってきた環境が♪」って音楽にもありますから、人それぞれ春夏秋冬の感じ方っていろいろあって楽しいですよね。

トチノミを食べたことはない

トチノミの外側、この果実の部分を向いて上の写真の栗のような部分を食べるらしいです

トチノキのトチノミは食用になるって話なんですが、僕は食べたことがありません。食べるにはアク抜きがとても大変のようで手が出ていません。

トチノキの花、樹形、葉の形はきれいだと思う

5から7枚に広がる葉が僕は好みです

比較的広い葉っぱが、5から7枚の複葉になっていて広がりはっきりとした葉脈の様も素敵に思えます。大きくなると夏の木陰も心地よく、秋の黄葉も、上の写真は黄葉が始まったころを見上げた写真になります。

ガーデニングの好きな方にベニバナトチノキも人気で、ちょっと大きくなる木ですが敷地に問題がなければとても良い木だと僕は思っております。本来ならば、北海道の帯広市は自生地ではないので「どうなのか」という話もあるのですが、僕が先にも書いたように幼い頃の印象が大きくて帯広という街の街路樹に多かったことから郷里を感じる樹木になってしまいました。おそらくそういうのってプラタナス、ニセアカシア、ポプラとかにも言えることかもしれませんね。

こんなところで今日のブログは、したっけ!

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