こんにちは、いつもありがとうございます。
ガーデンデザイナーをしているおはなうえるくま1号です。
こちらの現場は鶴居村です。北海道は釧路から北に車で1時間ほど走った場所になります。先日土曜日にお仕事をさせていただきました。
そこで、メドウガーデンを作っていて毎月そちらにお伺いをしてガーデンの経過を判断して手入れを考える業務を行っております。
では、
こちらのメドウガーデンですが、いつもいろんな場所でうまく成長するエキナセアや、セダムが元気ではありません。
ということは思い当たることとしては先に土壌の状態の確認になります。
なので品種の確認をしてドライの状況ではなくて、湿っぽい場所なのかと思いきや湿った環境を好む宿根草もうまく育っていません。
そこで、なにが起こっているのかを周りを見渡して確認したところ。
住宅、別荘の建築時に傾斜を削って大地を作った部分が宿根草の生育が悪いことが判明しました。
植えて1年目、2年目は鹿の食害被害が多くて検討のしようもなかったのですが、自然に任せて鹿の食害のないものが判断できるようになって、次の段階へと移ることができました。
もちろん、基盤工事の際に傾斜を削って地山がでて腐食の少ない土が多かったので、腐食と粘りの豊富な土を上にかぶせましたが。どうにも土自体がまだその土地に馴染んでいないようです。
なので、先月はこの現場で、生育の悪い範囲を株式会タクトさんの大地肥を表面散布を行い漉き込みました。
こちらを散布したのですが、結果が出るのは1ヶ月ではでないので、引き続き観察になります。
今回の補植は、エキナセアを植栽した場所にルドベキアを植えました。
エキナセアは枯死したのではなくて、小さくしか育たない状況です。
また全てのエキナセアの生育が悪いのではなくて、元々の地面がのこっている場所では生育がいいのです。
北海道の帯広市より東の方ではメドウガーデンの成功例がほとんど無いと言ってもいいかと思います。
仕事をいただいておりますが、理想へと近づける日々の研究は続きます。
いつも、ありがとうございます。
また、最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
したっけ!
(「したっけ!」=北海道弁で「またね」の意、だが本当に使っている人はごく少数で北海道の西部にまれに見られる)
チェルシーフラワーショ−2019「漢方の庭」皆様の多大なるご支援をいただきましたこと、誠にありがとうございます。
このブログを書いている人:ガーデンとランドスケープデザインの株式会社キノ花園計画 柏倉一統
Kino Garden Project Limited /株式会社キノ花園計画 | ガーデンとランドスケープデザインのキノ花園計画
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