イギリスの素敵コンテナを解説します。園芸店をまわりました:チェルシーフラワーショー滞在日記3回目、その8

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こんにちは、いつもありがとうございます。日本でイングリッシュガーデンという言葉が一つのお庭のジャンルになって、とりあえず日本庭園の反対側みたいなイメージで使われることが多いかと思います。

いろんなことがあるかと思いますが「お庭はどこで作っても洋風とか、イングリッシュであるとか、日本庭園であるとか関係ないかな」なんて思っています。それを説明してもあくびが出る話なので割愛します(笑)

そんな本場のイングリッシュガーデンのナウい現実的な部分を見れる場所である園芸店を見ることができました。

イギリスの園芸好きの人が集まって苗を選ぶ場所に足を運ぶでできてとっても勉強になりました。

というか大盛況でびっくりでした。おじいちゃんも、おばあちゃんも、小さい子も、若いご夫婦も幅広い世代がいらっしゃいました。

どのような仕事であっても、消費や一般の視点から離れてしまってはダメなことってありますよね。

今回の目的

なぜこのように園芸店をまわったのかというと、それは少ない数量の苗を調達しなければならなかったことがあります。僕たちの
「漢方の庭」
の苗たちをオーダーする際に、探すものが難しいものからオーダーをしたので、どこの地域であっても使いやすい宿根草、多年草をオーダーしていたものの少ないものがあったのです。

そこでご提案をしていただいた草の根作戦です、少ない量を探すので一般の園芸店、と生産圃場を行なっている場所へ足を運びました。

苗があった

大手の生産圃場で手に入らなかったものが沢山ありました。また、その今日まわった圃場の方は精一杯、そのチェルシーフラワーショーに合うようにしてくださるとのことで、安心です。

なんで無いの??

やっぱり、お花は植物で生き物ですから上手く育たないこととかが沢山起こります。

こればっかりは、製品であっても生き物ですから何ともなりません。それに生き物の被害も起こります。ウサギが食べちゃうこともあるらしいです。

ウサギさん、可愛いですけど食べたったらねー。

これも自然現象です。

また僕たちのお庭のスペースが小さいので、頼む量が少なくてオーダーできないものがあったのです。

チューリップとパンジーのコンテナが素敵だった

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話は変わって、今回5店舗ほど回りました。そこでこんなコンテナが飾ってありました。チューリップとパンジーのコンテナです。

これはチューリップの球根を植える時期に作ります。だから11月に作って約半年後の姿です。

こういうのがちょっとあると華やかになりますよね。白いチューリップも
ダブル(八重咲き)のものを使っていて大ぶりのパンジーで、白とブルーで爽やかに作られていますよね。

こんなにも大きなお花のセレクトなのに爽やかな雰囲気になるのはやっぱり色でしょうね。

キーカラーと言ってもいいのかもしれませんが、パンジーにも白が入っていますよね。おわかりでしたか??

また、パンジーの中心が紫の濃い色なので締める役割にもなっています。
なぜにその色が締まるのかというとチューリップは白と表現しましたが薄いクリーム系の白で、雄しべの黄色が見えますよね。

またパンジーの雄しべも黄色になっています。

なので濃い紫の反対側の色になる、クリームと鮮やかな黄色に対しての締まる色になるのです。

このように単色×バイカラー、トリカラーのものを合わせるときはキーになる色を設定してあげるのもいいですよ。

これがチグハグな色を合わせていたら派手やくどいものになっています。

このくらいの色合いが爽やかで玄関先などにもオススメな雰囲気ですね。

あと、おまけなんですが、茶色とブルー、もしくはブルー系の紫は雰囲気がおしゃれになりやすい組み合わせです。

え?何が??、何が茶色だったの??

それはレンガの壁ですね。

ほら、ネイビー系の服の定番は茶色の靴じゃありませんか?

では、そんなところで。

したっけ!


このブログを書いている人:ガーデンとランドスケープデザインの株式会社キノ花園計画 柏倉一統

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