いつもありがとうございます。
今回は、いつもの僕の好きな宿根草について独断と偏見で書いている記事になります。お付き合いいただけましたら嬉しいです。
目次
セダム・オータムジョイ
項目 | |
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日本語学名 | セダム・オータムジョイ |
学名 | Sedum spectabile ‘Autumn Joy’ |
Hylotelephium (Herbstfreude Group) ‘Herbstfreude’ | |
サイズ | H=50cm-100cm W=10cm-50cm |
日照 | 日向 |
土壌 | よく乾いた土地 |
花期 | 晩春から夏 |
耐寒 | -20℃ |
セダム・オータムジョイとは?
この上の写真の手前のピンクのお花がそうなんです。
セダムって、最近では多肉植物の寄せ植えなんかがブームで知っている方、聞いたことある方が多いかと思います。
セダムって言葉が浸透して多肉植物のが代表的な植物になっていますよね「セダム」って言葉が一般的になってきたように感じます。ちょっと前まではベンケイソウの名前で多くの品種が流通していました。そのセダムは、マンネングサ属のことです。
そこで最近のDNAレベルの植物分類学の進歩で2015年ごろから、この今回のセダム・オータムジョイがセダム属からハイロテレフィウム属(ムラサキベンケイソウ属)って属に変更なったようなんです。
これって、学名のラテン語のほうの日本語の読み方はまだしっかりと決定されていないようなので、ひとまず僕はこのように書いておきます。まだまだわからないことの多い植物の世界ですね。
まだまだ一般的にはセダム・オータムジョイで通じるので以後セダム・オータムジョイで明記して書きますね。
このセダム・オータムジョイの良さ
なんと言っても、秋のお花が一番キレイなんですよ。
上の写真は夏の状況で、白い蕾が開いてピンクになっていますよね。
これが秋になるにつれてワインレッドになっていくんです。また葉っぱも紅葉して、それはキレイなんです。
冬になって、落葉してシードヘッド(タネの穂)がスティック状のすらっとした茎についている姿も素敵なんです。
どんな場所に適しているのか
多肉植物なのでみんなが知っているあの小さな可愛いセダムちゃん達と一緒で(この品種は大きいですが)、乾いた土地があっています。
どちらかというと砂、火山礫、軽石のような乾いた場所が育てやすいかと思います。反則かもしれませんが、砂利まじりでガリガリな土のお庭なんかにも楽々に育ちます、それって植えるのが大変なんですけど。
セダム・オータムジョイの注意点
僕の経験上乾いた土地が好みなので、土に水分が多いと根腐れをして失敗するかと思います。また日陰は全然良く育ちません。
撮影場所
ヴィラ・クレーンズ(北海道鶴居村)
今回は自分の仕事の写真でした。
VILLA CRANES CONSTRUCTION 2 – Kino Garden Project Co. /木野花園計画
さいごに
今回も、オススメの宿根草、多年草を書かせていただきました。こうやって書くと自分のなかも整理されてとっても良い復習になりますね。このセダムを大きな敷地に群落、かたまりっていうんですかね、を作って
植えると見応えがあってとても素敵なガーデンになりますよ、ススキノ穂にも合うんですよね。
この記事を読んで、植えて見たくなったら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
では、
したっけ、また!
参考文献:
Hylotelephium (Herbstfreude Group) ‘Herbstfreude’ | stonecrop ‘Herbstfreude’/RHS Gardening