フォトログ:月を撮影した、考えてミスを繰り返すことの大切さ

こんにちは、いつもありがとうございます。ガーデンやランドスケープのデザインをしている柏倉一統です。写真は趣味でしたが最近はガーデン関連の雑誌などにも写真が使っていただけるようになりました(^^)なので、趣味が高じてたくさんの方に目を触れる機会をいただき、技術的な部分も高めようと頑張っております。

そこで先日の満月は、今はやりのスーパームーンだったのことでした。ピンクムーンとも表現されるとか。そこの話は、他の人の記事に任せておいて月の写真のことです。

月が満月の絶好調の時は「あ、月がきれい!!」なんて思ったものの写真を撮ろうとは思いませんでした(笑)

で次の日のこと、また夜に空を見上げたらまだ綺麗な欠け始めた月が輝いていました。これは写真を撮ろう、撮ってみようと思ったのです。というのは、スーパームーンの日の夜にTwitter、Facebook、Instagramに月の写真がたくさん上がっていて、「あ、月の写真っていいね」って思いました。

てなことで、自分で撮れるものか試してみました。いつも使っているキャノンのカメラでは望遠レンズがないので、いまはサブカメラになっているPENTAXを使いました。PENTAXはキットレンズの135mmの望遠があるズームレンズのタイプなので、それで撮ってみましょうとのいきさつでした。

PENTAX K-5ⅱ / PENTAX 18-135

撮り方なんて知らなかったので、何度もダメ写真の枚数を重ねました。今思えばグーグル検索をすればすぐなのですが、しませんでした。最初は天体撮影をするかのように、設定したのですが、月が明るすぎて映ることが判明しました、ただの丸い黄色い玉にしか写りません。

「てことは??」と思い、どんどん普段の日中に風景を撮影をするように暗くしていって撮影したら、やっとみんなが撮っているような月の雰囲気になりました。

こういうことなんですね、検索すればわかることもダメを繰り返してわかることもありますね。

それも、検索してすぐ答えがわかればそれだけの設定しかわかりませんが、遠回りをして「こうしたら、こうなる」という現象を理解することをやってきたので応用できたのだと思います。

これはガーデニングをしていてもそうなのですが、今は検索すればすぐ答えは出てきますが、原因と結果を理解していないと応用が利きません。でも情報化社会でその応用力が下手したらいらないくらいの状況になっているのが僕は危惧しています。

それは、僕が造園をするにあたっても理屈が理解しないとできないタイプで、現場の作業員としてはダメダメだった20代の経験からきています。作業の手だけが早くて身体も強い人にはかないませんでした。でも物理的に、生物学的にどのような仕組みになっているのかを理解できればある程度、簡単なことでした。なので、僕は手が遅くてもちゃんと理解をしていてちょっとのミスを繰り返したとしても、考えた結果の間違いをしない人の方を信頼しています。

全ての事柄に原因と結果があるので、原因を突き止めて分析、もしくは飛んで再構築できることが本当は大事ではないかと思っているのです。

まだ20年くらいの経験ですが、いままでいろんな人と作業したり、すれ違うことがありました。そこから僕が得たことはちゃんと考えたり、わからなかったら勉強した人が残っているのも事実として感じます。しかもその勉強は上澄みの流行りではなくて、その中に潜むコンテクストの部分を分析できた人です。

急がば回れ、のようなことがあるかと思います。

めんどくさい話になりましたが、最近僕のブログを20代の方も見てくださっているのを知ったので、こんなことを書きました。

てなことで、したっけ!

Instagramには、クロップして拡大写真にしました

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