こんにちは、いつもありがとうございます。
ランドスケープデザイナーをしているおはなうえるくま1号です。
こんかいはお手入れの方法を書いていこうかと思います。
先日、こんな記事を書きました。
作っているばかりでメンテナンス、お手入れの方法を書いていないことに気がつきました。
作るのは一瞬ですが、作ったお庭をを手入れして美しく保つのも大切なことですよね。
すっかり記事にしていませんでした。
では、本題へ
目次
水やり
基本的に宿根草のガーデン、お庭は水やりをしなくても良いことになっています。ですが、基本的にとしたのはもちろん例外もあって、日照りの日が続いた場合は早朝、もしくは夕方にたっぷりとあげたほうがいいです。
植えたばかりの年は、水切れも多いのでそのことを気にしてあげると元気に育ちます。
でも、基本的にはお水をあげないようにしましょう。
お水が毎日当たることに慣れてしまうと、間延びしてしまったり。水太りをしてしまったり。または根腐れをしてしまう宿根草もあります。
その点を、気をつけてください。
肥料
肥料も基本的に、バラや一年草に比べて少ない量で大丈夫です。
土の条件によるのですが、植える際に元肥をあげるだけで大丈夫です。
現在、みなさんが手に入る宿根草は肥料を好むものはほとんど流通しておりません。
なので、毎年の肥料はあまり気にしなくても大丈夫です。
肥料が多すぎて、虫や病気が発生しているお庭も見られます。
切り戻し
お花が終わったら切り戻しを行うのが今までのガーデニングの基本でしたが、最近では切り戻さなくても良いことになってきました。
というのは、切り戻して株を太らせるのか。
切り戻しをしないで、タネをとばして「こぼれダネ」から株を増やすのかを検討できるからですね。
もちろん、タネを撒き散らして欲しくない場合は花後の切り戻しを行いましょう。
ですが、ちょっと株と株の隙間にも植物が欲しい場合はタネをこぼしてみましょう。
シードヘッドについて
先の「切り戻し」の部分でも説明が重複する部分があるのですが、
ここ最近は、世界的にシードヘッドを残しても良いというのが根付いてきました。
シードヘッドとはタネの塊の部分ですね。
なぜ残すのかというと、四季の中で植物たちの芽吹きから成長、開花、結実のストーリー、やダイナミズムを楽しむことや、全てを残したことによって、秋の宿根草たちの紅葉の風景も見事になるからですね。
夏のムレ対策
東京より西になれば、「夏のムレ」対策など必須かと思います。
ここで一つご提案ですが、そもそもムレで溶ける植物を植えてはいけません。
他にもたくさんの植物があるのですから、その場にあったものを植えるべきなのです。
ムレ対策が必要ってことは耐暑性が悪いことになります。
だから、その場にあっていないのです。
その場にあった植物で、手間を減らすのが一番だと僕は思っております。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめると、
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水をあげない
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肥料あげない
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切り戻さない
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場所の気候に合わないものは植えない
でした、極端な話草取りはしても他の手入れはしなくて良いことになります。
手抜きで良いのです。
ですが、手の抜きどころがわからないのも事実。
他にもたくさんの方のやり方があります。
思い切って、放ったらかしにしてみてください。
でも、雑草は抜いてください。
どうしても、ガーデン探索やガーデニングを楽しんでいると春と初夏のウキウキしたガーデンを楽しみにしがちではありますが、宿根草で四季を奏でる様に植栽を行えば味わい深いガーデンになります。
また、そのような醍醐味をしっかりと作っているガーデンもたくさんあります。
オールシーズンを通してガーデンを楽しんでくださいね。
では、また。
したっけ!
(「したっけ!」=北海道弁で「またね」の意、だが本当に使っている人はごく少数で北海道の西部にまれに見られる)
チェルシーフラワーショ−2019「漢方の庭」皆様の多大なるご支援をいただきましたこと、誠にありがとうございます。
このブログを書いている人:ガーデンとランドスケープデザインの株式会社キノ花園計画 柏倉一統
Kino Garden Project Limited /株式会社キノ花園計画 | ガーデンとランドスケープデザインのキノ花園計画
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