こんにちは!
じつは作文とお勉強が大の苦手、それなのに今回は本です(^^)
では本題
福沢諭吉「学問のすすめ」は誰もが知っている本かと思います、読んだことのある方も多いでしょう。ですが、冒頭でもあるように僕は作文とお勉強が大の苦手。経営の先輩にも「読んだ方が良い」と、ずっと言われて頭の片隅にあったのですが。どうも手が出ない、勉強嫌いが「学問のすすめ」とは、人参が嫌いな子供に対するカレーライスの人参です。
ある日、意を決して書店で購入しました「学問のすすめ」そして自宅でめくるのですが文語体! OH Nooooo ! ! 何を言っているのかさっぱりわからないのです。身悶えます。
やっぱり、諦めました。
もう恥を捨てて、チョー簡単に訳してある本を手にしました。するとみるみるわかりました。
訳をしている斎藤孝さんは、テレビやラジオなどで見かけていたので良いかな?なんて軽い気持ちでした。その斎藤孝さんの思想、人物像まではちゃんと知りませんが、とってもわかりやすい本でした。
これを読んだのが3年ほど前になります、ちょうど自分の仕事の周りが学のあるエリートだらけになっていったころです、自分の学のなさが身にしみて、意を決しました。
読んでみて感覚が変わりました。「ちゃんと勉強をすること」イコール「選択肢を広げること」なのだと実感したのです。30代すぎてから、、、、(苦笑)
先日空港で、小さい女の子に「おじさんはなんで本を読んでいるの?」と聞かれました。
「おじさんは、小さいころに本でお勉強しなかったから、おじさんになってから、しなくてはならなくなったんだよ」と答えました。正直な気持ちです。
女の子に伝わったかな(^^)
では、したっけ!
賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによりて出来るものなり(初編)
万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賎上下の差別なく(初編)
ただ学問を勤めて物事をよく知るものは、貴人となり富人となり、
無学なる者は、貧人となり下人となるけり(初編)