こんにちは、いつもありがとうございます。ランドスケープデザインという外の景観を設計する仕事をしているものです。デザイナーって聞くと広告とかプロダクトの分野が多く知られていますが、外側の景観の部分にもデザイナーがいます。そんな僕がモノクロ写真をやって良かったと感じたことを書きたいと思いました。ご参考になれば幸いです。
目次
色を一旦どかして、キレイなものを見る目を鍛える
これは、とっても鍛えることができました。人の目ってやっぱり色にすごく反応してしまうものですね。モノクロで撮影するまで気がつきませんでした、色のキレイな描写はやっぱり人を惹きつけます。ですが、僕の分野でのデザインもそうですが、白黒でデザインをした時点で整っていないと、デザインが破綻していることがあるように、写真も構図が大事って言われるように、色を強制的にどかすことによって、自分の構図の美しさが描けるのかどうかを鍛えることができました。
線の美を感じる
また線として美しいラインを意識して撮るようになりました。カメラとかレンズの設定によっても変わるかもしれませんが構図が大切であれば、その構図を構成する線はどうなのかを検討することができるようになりました。ハードな線がいいのか嫋やかな線がいいのか、それは画面の中でケンカしていないのかを見ることができるようになったと思います。
陰影に敏感になる
最後にこの陰影なんですね。これが一番自分にとって効果がありました。普段から陰影のつき方はデザインの際に気にしていましたし、自分のデザインの分野での作例を実際に設計通りになったかを確認することはありました。
また、自分で作っていないもの、都市の風景、自然の風景、建物の中、その中でどのように影が落ちよりまた影と言ってもグラデーションがあり、出来上がった写真の用語ではラティチュードとかって言ったりもしますが、陰影の暗い場所から明るい場所への流れが読めるようになりました。
以上の3点となりました。僕の職種上3次元のデザインをしていても2次元のものから得るヒントがたくさんあることがわかりました。
また普段から2次元のデザインをしている方には、この記事に書いたことは当たり前のことかもしれません。でも、僕の気づきをお伝えしたくて書かせていただきました。
では、そんなところで。
したっけ!
アンセル・アダムスさんのモノクロ写真が大好きです。
画家だった義母はユーサフ・カーシュさんのモノクロ顔写真(ポートレート)が大好きで、それを参考に自分のカラーの作品(主にアクリル)を描いていました。
そんなことから、この記事、とても興味深く読みました。
今日は、現地のアーティストさんのアクリル画を見せていただくために、展示されたお宅に行く予定。それがアクリルの大判(120cmx150cm)モノクロで描いたトルコキキョウです。ちょっといいお値段なのですが買ってしまう予感~。
奈々子さん、コメントありがとうございます。
アンセル・アダムスさん、知りませんでした。ありがとうございます!
Googleですがポートレート確認しました、素敵ですね(^^)(^^)写真集見てみます♪
いいサイズの絵ですね、いいなあ。実はアート好きなので、自分で作ったりコレクションできるようになりたいです♪