新築のお庭、外構、エクステリアの予算3つのポイント

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こんにちは、いつもありがとうございます。

ランドスケープデザイナーをしているおはなうえるくま1号です。

先日、お庭のデザインの依頼を受けていたお家が出来上がってきたので実際に見に伺わせていただきました。

僕は、いま北海道を拠点にガーデンやランドスケープのデザインを17年ほどしてきました。

自分でガーデンの会社をはじめて、6年になります。

2014年には日本で有名な賞を受賞しました。また2019年には国際的に有名な場所でゴールドメダルをいただきました。

なので、信憑性は高いかと思いますので参考にしていただけましたら幸いです。

www.ohakuma.com

この記事のポイントは

  • お家の予算が決まったら。お庭、外構の予算の確保

  • 予算はお家の10〜20%

  • 相見積もりで安さよりも気に入ったデザイン、人

のお話になります。

住宅とお庭、外構は住宅の建築と一緒に考えた方が良い

家を新築する時って、色々と工務店さん、建築士さんと打ち合わせを行なうことが多くて、どんな方でも働きながらの打ち合わせになるので時間も限られていていますし大変です。

住宅にもこだわりたい場所があるのでとっても緑の部分のお庭部分、駐車スペースや車庫、カーポートなどの外構の部分には目が向かないものかと思います。

「お庭や外構は、お家が出来上がったら考えよう」

そんな風に思ってしまうものです。

お庭、外構の予算は住宅建築の他に予算をとっておく

正直、お庭や外構のスペースの予算は住宅とは別にとってあるお客様の方が余裕を持って外のことも考えることができます。

また、お家が出来上がってからお庭、外構の工事のよ予約する状態にできるので
時間もあまり経過をしなくて快適に住むことができるのでオススメです。

気になる予算の概算方法

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住宅の10から20%

そこで、一番気になるのがお金だと思います。

いろんな相談会などでお話しをさせていただいているのが、。

外構、お庭の予算は住宅の10〜20%です。

なので、全国的に地方の住宅の建築費が

  • 2500万円のお家をお考えであれば、250万円ほどの概算の予算を持って考えておけばオーケーです。

5000万円の住宅をお考えの場合は、こだわりの外観のお家になるかと思いますので、500万円から1000万円を予算にするとオーケーです。

10%で大まかに、最低限の外回りをキレイにすることができます。

表にするとこんな感じです。

  • 2,500万円の住宅の10% = 250万円

  • 5,000万円の住宅の10% = 500万円

  • 5,000万円の住宅の20% = 1,000万円(ある程度しつらえの良いもの)

面積で計算をする方法

他にも面積で計算する方法があります。

その場合は、僕たちの場合であれば㎡(平方メートル)3〜5万円で行なっております。

例えば、外回りが広めの場所で100㎡あれば、300万円〜500万円になります。

あくまでも予算なので、おおまかな金額の出し方として住宅の金額と面積の方法があります。

住宅でも坪単価って基準に工務店さんを決めたりしますよね。

安いにこしたことはないかと思いますが。

安すぎても、部材が安くなってしまって耐久性に難があってしまったり。

また、こだわりたい場所にいい予算の配分ができなかったりするかもしれません。

全く持って気にならない場合もありますが材料の質感からくる温もりなども考慮すると、予算があがってしまいます。

相見積もりを取りましょうのワナ

住宅雑誌などには、お庭、外構の「相見積もりを取りましょう」って書いてあることがあるかと思います。

それが、正解の場合もありますが。

それが、全てではないのも事実です。

例えば良心的な、お庭やさんのA植木さんが300万円のお見積もりを持ってきたとします。

他にもお願いしていた、人気店Bエクステリアさんが250万円でお見積もりをもってきたとします。

パッと見たところ似かよったデザインで50万円の差、そこに仕上がりでは目に見えない部分の差があったりします。

  • A植木さんは良心的なので耐久性の高い資材を使っていたために少し高かった

  • Bエクステリアさんは、同じ在庫をたくさん持っているので資材を安く抑えられた

大雑把ではありますが、このようなことがあって単純にデザインとお見積もりでは見えない価格差になっていることがあります。

予算に収まらないものを買うことはできませんが、気に入った人、気に入ったデザインから決めるのも秘訣です。

ちゃんとデザインをしていれば、部材の変更によって50万円の差を消すこともできます。

またお庭や外構はちゃんと気に入ったものを作れば30年変更、改築しなくても良かったりするのですから、気に入ったデザイン、ものにすることが大切になります。

先の例の50万円の差が30年の満足度の違いになるのであれば、年間20,000円を割るわけですから考えものです。

外構、お庭づくりの予算のポイント

なので、今回のこの記事のポイントとしては

  • お家の予算が決まったら。お庭、外構の予算の確保

  • 予算はお家の10〜20%

  • 相見積もりで安さよりも気に入ったデザイン、人

の以上になります。

これを書いているのは、ガーデンやランドスケープをデザインしている僕が書いているので。

気に入ったデザインや、人で選びましょうって記事になってしまいますが。

安さ、スピードが売りの会社であれば、相見積もりをして安さを選びましょうってなりますよね。

例えば大きな買い物の例で、車を買う場合は、

「もうちょっと安くならないの?」

「Hさんは、オプション全部つけてしかも30万円安かったんだけど」

「そうなんですね、勉強させていただきます!!」

みたいな交渉があるかと思います。

ですが、お庭とか外構って既製品ではなくて。

全てが、あなたのお家にあったようにみんな必死に考えています。

もう少し多めにみてあげてください。

(「したっけ!」=北海道弁で「またね」の意、だが本当に使っている人はごく少数で北海道の西部にまれに見られる)


チェルシーフラワーショ−2019「漢方の庭」皆様の多大なるご支援をいただきましたこと、誠にありがとうございます。


このブログを書いている人:ガーデンとランドスケープデザインの株式会社キノ花園計画 柏倉一統

Kino Garden Project Limited /株式会社キノ花園計画 | ガーデンとランドスケープデザインのキノ花園計画


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