こんにちは、いつもありがとうございます。ガーデンデザイナーをしているおはなうえるくま1号です。
とてもハッピーなガーデンウェディングに出席しました。そして今回、会場のお花を作らせていただきました。
目次
テーブルのお花
夏のガーデンウェディングってこともあって、夏の屋外の暑さにも強く、またふんわりとした優しい雰囲気のお二人に合うようなお花を選びました。
- カスミソウ
- ハイブリットスターチス
- アルケミラモリス
- スモークツリー
- アジサイ・アナベル
メインテーブルのお花
こちらも同じ花材で作りました。少し分量を変えるだけで紫のお花に見えたり、白いお花に見えたりと楽しくアレンジメントを作らせていただきました。
結婚式のお花を作るのは、とっても珍しいお仕事です。でも今回はいつも楽しく参加させていただいています「夏至のピクニックパーティー」の仲間の方の結婚式だったので、喜んで作らせていただきました。
#中札内村 で今年も参加できて楽しく #ワークショップ ができました、こんな風景の一部になれてうれしいです #ピクニックパーティー https://t.co/lYEnetrTRi
— Kazuto Kashiwakura(柏倉一統) @おはなうえるくま1号 (@kazuto47) 2019年6月28日
お二人の、お祝いの席にお花を飾らせていただいたのは、とってもうれしく思いました。
一年ぶりのウェディングブーケも楽しく作らせていただきました。
え、結婚式のお花を作れるの?
お花屋さんのお仕事を5年ほどしていました。というか実家がそういった仕事をしていたので、1年くらい都会で修行をして、2年くらいガーデンデザインの会社にいながらガーデンの手入れで余ったお花を使って自主練をしたら作れるようになってしまいました。
でも、必死に世界的なトレンドとか技術を学んだ時期もちゃんとありますよ。
ガーデンでのお花修行
先にもありましたが、ガーデンとか野原で摘んだお花を使って練習を行うと非常に技術が身につきます。自然に生えたり、ガーデンで野放途に伸びてしまったお花は、お花屋さんで買うお花の2倍難しかったです。その自主練は、とてもいい経験になりました。
日中はガーデンで仕事をして、夜になったら水を張ったバケツに突っ込んであったガーデンから切ったお花でひたすら花束を練習したり、花と花を針金で支えて、スポンジを使わないアレンジメントのようなものを練習したりしました(専門的に言うと、それも花束です)。
日中の炎天下の中でお花を切ったりするので、いつの間にか切り花の水揚げの技術も上がってしまいました。
その自主練は、自ずと同じガーデンのエリアからお花を摘むので花束やアレンジメントの、小さな手のひらの中で植生を合わせる訓練にもなりました。世界的な技術を本で学んだときに、植生を大切にすることが書かれていました。それって全くもって無視をして独自性を出していくのもいいのですが、一旦そこを通ると自分の作るものに深みが出ました。
お花屋さんに行って買う側にとっては全く関係のない話ですが、そんな研究を20代の頃にチマチマやっていました。
それでも、今もなお「喜んでもらえるだろうか」不安です。勉強を重ねれば、重ねるほど知らないことが増していくのと同じなのかもしれません。
業界を横断すること
先日、お話を聞いたガーデンデザイナーの大先輩の人もお話しをしていましたが、業界というものを横断して仕事をしてしまうとダメとかタブーになってしまうことがあったりしますが、このような僕の小さな経験でも「お庭屋さん」「お花屋さん」と言った境界をまたいで学ぶと良いことが起こると僕は信じています。
これからの未来に必要なものかと信じています。
さいごに
なんかめんど臭い話になってしまいましたが。
兎にも角にも、とってもハッピーなお時間をありがとうございます。
今回、このような機会をいただきまして、またお花の相談をしてくれて、ありがとうございます(^^)
僕は、とってもうれしかったです。
では、また。
チェルシーフラワーショ−2019「漢方の庭」皆様の多大なるご支援をいただきましたこと、誠にありがとうございます。
このブログを書いている人:ガーデンとランドスケープデザインの株式会社キノ花園計画 柏倉一統
Kino Garden Project Limited /株式会社キノ花園計画 | ガーデンとランドスケープデザインのキノ花園計画
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