こんにちは、さて昨日の記事に続き、今回はなんで勉強したいのかをちょっと書こうかと思いました。
昨日の記事↓
目次
キッカケ
きっかけは、とある日経系の雑誌を読んだことに始まります。
その雑誌の特集が、「経営者がなぜMBAを取りに行くのか」みたいな内容だったかと思います。その記事は、いまをときめく経営者の方々が、外国の大学院へ会社を休んで行き、その結果は、よりよく変わっていったという内容だったかと思います。会社の存在であったり、自分の存在につてい、世の中への貢献への。
雑誌は読んだらすぐ捨てるクセがあるので、ちょっと記事がなくて確認はできないのです。
なんか、単純にカッコイイなぁ、なんて思いました。経営のトップがその場にいなくても仕事が回っていて、それ以上の可能性、世界にとって必要なこと、世の中を良くすることを追求する姿がとても響きました。
日本人は、他の評価したものが好き。自分からは評価できない。
では、なぜ日本じゃダメなのか。日本にも学べる場はアリます。でも僕の響いた言葉に「日本人は、他の評価したものが好き。自分からは評価できない。」というフレーズがあります、少し文章は違うんですが、有名な風景学者の言葉なんです。
その言葉を本で読んだ時に、まさにその通りではないかと思いました。話は急展開ですが、「んじゃ、外国に出てなんか賞をとった方が仕事的にも早いんじゃない」って思ったんです。
「じゃ、やっぱ外国かな」
「で、自分の好きなデザイナーの輩出が多い大学に行ってみよっと」
そんな感じです。
「いやいや、もっと比較検討とかするでしょ、、」
「ん??」
「英語できるの、すげー!」
「え、でぎね。これから、これから汗」
「、、、」
そんな会話を、友人と交わしました。
日本の風景・西欧の景観 そして造景の時代 (講談社現代新書)
- 作者: オギュスタン・ベルク,篠田勝英
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/06/12
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デザイナーと、アーキテクトの差
日本にいれば、僕はランドスケープデザイナーと言っても良いし、ランドスケープアーキテクトと言っても全然構わないのです。ですが、一歩外に出るとそうでもありません。大学の学位で名乗れるのがランドスケープデザイナー、大学院を出た人がランドスケープアーキテクトに分かれます。学位の問題で、肩書きに違いが出てきて関われるプロジェクトにも差があるようでした。
プロジェクトリーダーになれないとか、その他もろもろね、あるでしょ、フィー的なね、あれ。
そう、それ、お金の話。
(*くま系ランドスケープデザイナー調べ)
人生は100年
最近読んだ、「LIFE SHIFT」には、これから来る未来に職業人生の途中で、スキルアップを図るために勉強も必要だと、そのようなことが書いてありました。この本、人気なだけあってオススメです。
- 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/21
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この本からも、これからの時代は劇的に変わりゆく背景に対応できる人間では、いけないとのこと。世代別に書いてあるので、自分の世代をベースに読み進めていけます、そして自分の目標と照らし合わせて読めました。
自分の意見を述べる証明書
いくら素晴らしい案や、デザイン、仕組みを考えたところで。その根拠の証明書がないとなかなか人って信じていただけませんよね。その証明書作りのためにも必要かと思っています。
また、学ぶことによって全く別の視点をロールプレイングでインストールすることができるかもしれません。
例えば、いま、日本で、よく出てくる課題は「にぎわいで地方の快適さ」だったりするのですが、外国では「仕事をつくって教育のインフラも整えスラムの解決方法」だったりするのです。日本に住んでいたら、そのようなリアルな事例はもちろん、スラムも経験が無いので現場で考える機会もなく、世界的に考える機会を狭めるかもしれません。
さいごに
まぁ、難しいことはさておき、これからもっと日本もいろんな国の人々が暮らしていくのだろうと僕は思っているんです、そこで、これからの世界に必要なもの、例えば日本のある場所に必要なものを、出張をしながら、日々の生活のなか、よく妄想してしまうんです。
別に、妄想するだけじゃ儲かんないんですが。で、事例の勉強も少ない、体感も少ないので勉強が必要かなと思うわけなんです。いまの日本の課題だけを追っていたら、本当の意味で、世界が国際化されたときに対応できるデザイナー、もしくはアーキテクトになれないかもしれません。
これは、ただ単に自分の恐れです。イメージするポイントがあるから、生まれる恐れかもしれません。
でも自分のイメージする何かになれたら儲けもん、そんなもんじゃないですか?
僕は、そう思います。
では、今日はこの辺で。
したっけ、まつたけ。
今回も、拙い記事を読んでいただき、ありがとうございます。
ps.
夜中の成田空港で、イスからはみ出して、寝られなかったくまでした。