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チェルシーフラワーショー工事10日目(5/15)の回想

こんにちは、いつもありがとうございます。ガーデンデザイナーをしているおはなうえるくま1号です。

気まぐれな日程で更新になってしまっている、2019年のチェルシーフラワーショーの工事の僕の視点の日記です。

今回も、自分で撮った写真がほとんどなかったのでデザイナーの未季さんの写真から拝借しております。

では、

僕の好きなバレリアンが来ました

僕は、このバレリアンが大好きなんですよね、もともと。

本来の設計では使う予定ではなかったものの、お花たちが手に入らないものが続出したために、

とっておいたバレリアンを使うことになりました。

とっておいて、良かったです。

今振り返れば、このお花がなかったら、、、と思います。

バレリアンさんが結果的には、いい仕事をしてくれて、この後のオープンして観に来た人々にこのお花の名前を聞かれる始末で、

みんな普通にハーブとして植えているものが、「漢方の庭」のセレクトになると違って見えていたようでした。

苗を並べるのも時間がかかります

お花を並べるのも一苦労です、でも僕たちのお庭はデザイナーが二人なのでまだ楽だったのかもしれません。

手前には、植物のプロが仕上げてくれた苗が並びます。

ガーデンの中心で、間合いを確認しているミキさんです。

苗も普段のお庭造りから見たら、3倍分の苗があります。

その3倍から選りすぐって、いい苗だけを置いていくのと、

自然な感んじに、そこにもともとあって、いっせいに伸びて咲いたように植えなければいけません。

なので、土が見えないように、

でも、キツキツで息ができないほど詰めてはいけなくて、

と、とても難しい腕の見せ所ですね。

そして、夜の9時に

そうこうしている間に、とっぷりと夜になりました。

日中に、もうすでに手は詰まったのか。

それとも、もう少しあがいて他の苗を手に入れたほうがいいのか。

それを考えて悩み、配置して。

他のガーデンの苗を見て回ったりしました。

そしたら、夜に。

ハードランドスケープのイギリスチームと相談して、

この日は時間をのばして仕事をすることにしました。

ちょっと、モルタルワークの関係で延長したような覚えですが。

どうだったのか、

必死すぎて、「記憶にございません」

さいごに

と、こんな風に植栽が本格的に始まりました。

ハードランドスケープも水の小道を確認したり、水の高さがあっているかの確認で必死です。

そう、このお庭の水の高さは8回も変わる場所があって確認が大変なのです。

誰だ!? そんなデザインにしたの(笑)

てね。

そこは、僕の設計の部分でした。

では、こんなところで。

したっけ!!!

(「したっけ!」=北海道弁で「またね」の意、だが本当に使っている人はごく少数で北海道の西部にまれに見られる)


チェルシーフラワーショ−2019「漢方の庭」皆様の多大なるご支援をいただきましたこと、誠にありがとうございます。


このブログを書いている人:ガーデンとランドスケープデザインの株式会社キノ花園計画 柏倉一統

Kino Garden Project Limited /株式会社キノ花園計画 | ガーデンとランドスケープデザインのキノ花園計画


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