こんにちは、いつもありがとうございます。
北海道を拠点にガーデンデザイナーをしているおはなうえるくま1号です。
昨日の日曜日は、お休みにすることができませんでした。
北海道のお庭のシーズンは、ほぼ半年と考えてもいいので、半年ゆっくりな時間があるのだからと言い聞かせてます(笑)
みんなそうかな(^^)
そんな土日の現場が動いていないなか、やっていた仕事は設計の仕事でした。
目次
キーワードがでてきた
設計のテーマとしては、全く考えていなかったのですが。思いもよらないキーワードが出てきました。
パーマカルテャーというものでした。
楽しく幸せな空間を設計、デザインしていたものの。
マテリアル、パーツ、構造的にパーマカルチャーに即していたのです。
全くもって気がつきませんでした。
パーマカルチャーとは
パーマカルテャーとは、パーマネント・アグリ・カルチャーから来た造語なのです。
僕の観点から基本的なことは、持続可能な農業をしようということです。
どうやってそれを行うかというと、
鶏、ヤギ、などを放し飼いにして。
果樹も葉物野菜も根菜も、米も麦もたくさんの品種を同じエリアに育てて、なんなら雑草も味方にして生物の多様性を図る農法になります。
思想としては、素晴らしくて基本的なことを何年も前に勉強して、すっかり忘れていました。
ただ、そのパーマカルチャーを商業的にというか、生産活動を行うには、地球上の60億人の食料をまかなう上でも、生産効率的にはとっても難しいことだと僕は感じています。
場所は農地ではないかもしれない
では、どんな場所でそれができるのかというと。
たとえば集合住宅や団地のようなアパートの緑地帯や、コミュニティーとして町内会レベルの空き地などを使う事例も出てきています。ビルの屋上であったり。
そこで、近所の人々とか、そのビルで一緒に働いている人が一緒になって育てたり、収穫したりを楽しんで。
採れたものや、それで料理したものを持ち寄って「美味しいねっ!」てことが、今後の地球の社会システム的に必要なのではないかと僕は思っています。
最近、日本でもすっかり流行って空き待ちがあるくらいの、クラインガルテンなんかもこのシステムにあっているかと思います。というか、言葉やスタイルが違うだけであって。
どちらにせよ、向かう場所は一緒です。
それは、
「おいしくて、健康的。だから地球、環境、人にもやさしい」
だと思います。
泥んこ遊びがダメな人は向かないですが、
大人になっても泥んこ遊びがやめられない人も多くいます。
これは、強制ではなくて。
ライフスタイルぐらいの気軽な話です。
自然に帰る方法
僕たちは、都会であっても、田舎であっても、
とっても自然から乖離した生活をしています。
それが合っているのであれば、全然問題ないのですが。
自然的ではなかったり、デジタルな部分が身体や、心、気持ちに合わない人がいるのも事実かと思います。
僕は、ちょっと苦手な部分があります。
全く興味のない人でも、美味しければうれしいかと思いますし。
例えばコミュニティーで採れた野菜を食べるだけでもいいのです。
さいごに
たまたま投げてもらったキーワードが、こんなにもワクワクするものになるとは思いませんでした。
また、自分が普段からデザイン設計を行っているランドスケープがこのような勉強を内包しているとは気がつきませんでした。
勉強って、いつ役に立つのかわかりませんね。
では、いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
したっけ!!
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(「したっけ!」=北海道弁で「またね」の意、だが本当に使っている人はごく少数で北海道の西部にまれに見られる)
チェルシーフラワーショ−2019「漢方の庭」皆様の多大なるご支援をいただきましたこと、誠にありがとうございます。
このブログを書いている人:ガーデンとランドスケープデザインの株式会社キノ花園計画 柏倉一統
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