こんにちは、いつもありがとうございます。ランドスケープデザインをしております柏倉一統です。
ガーデンとか公園、公園内の小さなエリアのデザインをしていて植栽のデザインをすることが多いのですが、その際にマルチングって大切だなと思うことが多々あります。
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マルチングって何?
マルチングっていうのは、地面を覆って隠す物のことを言います。農業ではビニールの黒いものや白いもので地面を覆って地温を上げたりしているのを見たことがある方も多いかもしれません。そのマルチングなんですが、いざ公園やガーデンでマルチングをする際はビニールで有れば景観もよくないですし劣化してしまうので、自然由来のものを用いることがよいかと思います。
マルチングの資材
マルチングの資材はウッドバークチップであったり、砂利を用いたりします。最近ではココナツの皮を砕いたものもあったりします。
一部の都市を除いては、だいたいその造園工事現場の市内に砂利の採石場があったり、木材の製材所があるので、砂利やウッドチップが単価も安く手に入りやすく使い勝手の良いものになります。
マルチングの効果
ではマルチングってなんでするのかというと、雑草防止、乾燥防止などの効果があります。砂利を用いた場合は実体験の間隔の話ですが、地温が上がって生育が早いイメージがあり乾燥を好む植物に向いております。一方ウッドバークのマルチングの場合は保水機能がありますので、湿度が必要な植物に向いており、乾燥が必要な植物には向いていないことがあります。
マルチングの下の土も大切
マルチングの下の湿度の話に関しては植栽を行う土質によっても変わってくるので一概に全部がそうとは言いかねます。土質を植栽、微気候を考慮して選んでみてください。
では、また。