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シンボルツリーってなんだ、それって美味しいの?

前略

今回は、ちょろっとシンボルツリーについて書いてみようかと思いました。

みなさんシンボルツリーって言葉知ってますか?

建物のシンボルとなるような大きな樹木のこと。
庭や中庭に植えることで建物の印象が大きく変わったり、外構が華やかになる効果もある。

出展:シンボルツリー とは/建築・住宅用語集 | まるわかり注文住宅

他の方のウェブの言葉では、そんなことのようです。最近では浸透しきった言葉ですが誰が言い始めたのでしょうね。ぼくは、そこらへんのことを知りません。

基本的に空間を作る際に骨格となる主体の樹木を置くことが多いのですが(特段、樹木ではなくても良い)。それがシンボリックだということでシンボルツリーになったのではないか、とかってに思っています。

子供が生まれた記念に、新築の記念に、何らかの記念に植えることもあってそれが家族のシーンになっているのはとっても素晴らしくて素敵なことだと思っています。「たまたま娘が生まれた時に、この木の花のように美しくなってほしくって植えたその木がシンボルツリーになった」というのは良いと思います。

話はとばして。

シンボルツリーっていらないと思います。その家族の行事的な出来事で植えるものは大賛成ですが。シンボルツリーをこちらから売り込むのは間違っているのではないかと、ふと建築の方と話して思いました。

(そもそも、シンボルツリーって言葉を忘れていました)

住宅に例えるのならば、美しい階段ありきや、薪ストーブありきで設計するようなことではないのかな、なんて思うのです。

私たちが大切にしたいのは空間の目的です。お家に例えるのならば間取りです。専門用語でゾーニングというものです。

テレビのポジションありきのリビングがなんかダサいのと同じで。シンボルツリーから考えてもどうしようもないかと思いました。

それよりも、家の延長線上にある、「使えるお庭」ってのが無駄のない美しい庭になるのではないかと、いつも考えています。アウトドアリビングなんてカッコいい言葉もありますが。例えば「縁側でスイカ」みたいので十分な気がします。

建築関係の本を読むと、外との繋がりに苦悩しているのが建築側のロマンで。ランドスケープ側は屋内に恋しています。

そんなこれまでの歴史を変えれるのは私かもしれないって勘違いをしたところで今日のブログは締めます。

では、したっけ!

草々

2018/06/18 縁側でカルピス飲んでぐでぇ〜っとしたいくま

シンボルツリー植えなきゃ!て勘違いしていたあなたへ

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