こんにちは、いつもありがとうございます(^^)ガーデンやランドスケープのデザインをしている柏倉一統です。先日胆振方面に仕事がございました、そこで 帰りの夕焼けが綺麗なことに気がつきました。その夕日が上の写真です。
というのも十勝地方に住んでいると西側に大きな日高山脈がそびえているので真っ赤になる夕焼けに出会うことが少なく思います。なんと言いましょうか、空全体が夕焼けになる前に日が暮れてしまうのですね。
札幌や月形で働いていた頃には、当たり前の夕焼けも今は新鮮に感じて、新鮮プラス懐かしさを感じます。
土地によって光の艶、透明感が違います
そう、結果的に何が言いたいかというとその土地によって光の美しさが全く違うことがあります。もちろん、緯度の違いでここ北海道、東京の日の出、日没には時間差がありますし、日本であれば真ん中にだいたい大きな山がありその西側と東側、天気予報で良く言う日本海側と太平洋側で大きな差があります。
建築家さんの文献を読んでいると、その光の違いによって表現する建築が違うことを言っていたりします。誰が言っていたかは覚えてませんが、そんな表現を様々な人が言っているように思います。これは僕の思い過ごしかもしれませんので悪しからず。
そんなことで、ランドスケープやガーデンのデザイン、設計においてもその光の質感によって作る表情、雰囲気を変えるべきでは無いかと思っております。もちろんビルが林立する都会では自然条件以外の光の操作も必要になってくるでしょう。
普段なんでもなく見える場所であっても夕日や朝日が差し込むと劇的に変える演出をすることができるかもしれません。
そんなことを設計するときに考えています。
では、今日はこの辺でしたっけ!