お庭に使う石を洗った：チェルシーフラワーショー滞在日記3回目、その8

Kazuto Kashiwakura

6年前

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こんにちは、いつもありがとうございます。北海道の十勝地方でガーデンデザイナーをしているおはなうえるくま1号です。

イギリスに来て、2週間がたち今日で工事の開始の5日前になりました。沢山のスポンサー様のご支援と、応援してくださる方によってここにいますこと、誠にありがとうございます。

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今日は仮の事務所を離れて、石材の洗浄でした。今回選んだ石材が建物を解体したときにでた石材なので新しいものに囲まれたお庭を作るのに石だけがビンテージ感が多いので、少し洗浄の必要がありました。

高圧洗浄機でコケが生して緑色に変色している石を洗います。新しい石だとトゲトゲしたイメージになり、このビンテージものだと経年劣化で少し角が柔らかくなっています。柔らかすぎずにいい感じになっています。

あれこれ、あるのですが、このビンテージものを使うのは予算の関係上、僕たちのお庭のために採石場で発破をかけて採石する事が出来なかったのです。

これをやるととってもお値段がしました。

また、エコな部分も考えてお庭を作る必要があるので、今回はこのビンテージものを使いました。

英語で聞いているので、カタカナがこれで合っているのかわかりませんが、クリプシャンストーンというものを使っています。

イギリスの石といえば、コッツウォルズストーンとかが有名で日本でも人気なので、ご存知の方も多いかと思います。

こちらの石は、スタンフォードのあたり家や教会などの建物に古くから使われていて、クリーム系の大変美しい石でした。

僕は、この石をはじめて知りました。

イギリスにはじめて入って、海外ではじめての仕事なので知らない事ばかりです。

ガーデンデザイナーの未季さんも参戦です。

洗うのに使った高圧洗浄機はケルヒャーでした。日本で使っているものとホースの色が違うくらいで使い方、つなぎ方はまったく同じものですんなりセッティングが出来ました。

これです、日本だと、黄色と黒だけどイギリスのは黄色とグリーンのデザインでした。

お庭に石張りのテラスの多いイギリスのお庭には必需品のようです。

僕たちの拠点にしている北海道の十勝地方は降雨量が少なくて乾燥気味なので、石張りにコケが付いたりする事があまりなくて出番は少ないように思っています。

こんな風に並べて、後ろに見える袋の2つ分を洗いました。

今日は朝一に、現場で洗う準備をしていたらネコちゃんがいました。

今度の日曜日は別冊、猫ログ（王子じゃないネコ）にしようかな。

では、また！

したっけ！

チェルシーフラワーショ−２０１９「漢方の庭」皆様の多大なるご支援をいただきましたこと、誠にありがとうございます。

このブログを書いている人：ガーデンとランドスケープデザインの株式会社キノ花園計画　柏倉一統

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